あの夜、ホテルの部屋で思った。
深夜、異国のホテルで腹痛に襲われる。
コンビニも薬局も閉まっている。
スマートフォンで翻訳アプリを開いても、自分の症状をうまく伝えられない。
翌朝、ようやくたどり着いた薬局で、
棚に並ぶパッケージのどれひとつ、読むことができなかった。
「日本の薬が、ひとつでもあれば。」
あの夜の切実さが、すべてのはじまりでした。
誰もが経験するのに、誰も解決していなかった。
海外旅行者の多くが、旅先で体調を崩した経験を持っている。
水が合わない。虫に刺される。急な発熱。
それなのに、「旅のための薬」を専門に扱う場所が、日本にはほとんどなかった。
ドラッグストアの棚は広すぎて、何を選べばいいか分からない。
ネットで調べても、情報が散らばりすぎている。
必要なのは、「あなたの旅に、これがあれば大丈夫」と
言い切ってくれる誰かだった。
「グラム」という名前に込めた、小さな覚悟。
グラムスキー。
「gram(重さの単位)」と「sky(空)」を重ねた名前。
旅の荷物は、1グラムでも軽いほうがいい。
でも、「安心」の重さだけは削れない。
軽くて、小さくて、でも確かに効く。
空の旅に寄り添う、最小限にして最大限の備え。
その矛盾を両立させることが、私たちの仕事です。
私たちが守り続けること。
読める安心を、手元に。
取り扱うのは、日本の基準をクリアした医薬品と衛生用品だけ。添付文書も、注意書きも、すべて日本語。旅先で体調を崩したとき、母国語で読める薬があるだけで、不安の色がまるで変わります。
軽さは、やさしさ。
機内持ち込みできるサイズ、ポーチに収まる容量。「持っていきたいけど、重いから諦める」をなくしたい。グラムスキーの棚に並ぶものは、すべて旅の荷物として成立するかどうかを考えて選んでいます。
使わなかったら、備蓄になる。
保存食は最長5年、衛生用品も長期保存に対応。旅に持っていって使わなかったとしても、そのままご家庭の防災備蓄になります。「買って損をした」がない。それも、私たちが大切にしている設計思想です。
この棚に並ぶものには、すべて理由がある。
大量に仕入れて、大量に並べるやり方はしない。ひとつひとつ、自分たちで試して、旅先で使って、納得したものだけを置いています。だから数は多くない。でも、どれを手に取っても、外れはありません。
指定医薬部外品 アリナミン製薬 ビオスリーH (42錠) 腸内フローラを改善する 整腸剤
帰ってきた人が、語ること。
インドで3日間おなかを壊したとき、持っていったビオスリーに救われました。現地の薬は怖くて飲めなかった。日本語の箱を見ただけで安心した。
子ども2人を連れてバリ島へ。虫よけウェアのおかげで、蚊を気にせず遊ばせられた。親としていちばんありがたかったのは、塗り直しが要らないこと。
海外出張が月2回。グラムスキーのおかげで、毎回の準備が驚くほど楽になった。必要なものが一箇所に揃っている、ただそれだけのことなのに。
まつやのぞうすい、旅先で食べずに持ち帰ってしまった。もったいなくて。結局、台風の日の夜食になりました。それもまた、よかった。
いい旅には、いい準備がある。
観光ガイドには載っていない、旅の準備がある。
それは薬局の棚を埋めるような大げさなものじゃなく、
スーツケースの隅に忍ばせる、ほんの数十グラムのもの。
でも、その数十グラムが、
知らない街を歩く足取りを軽くする。
知らない食事を楽しむ勇気をくれる。
知らない夜を、安心して眠れるものにしてくれる。
旅の準備を、私たちが担います。
あなたは、どこへ行くかだけを考えてください。